内 向 型 革 命

- 内向型人間が快適に暮らし、社会に革命を起こすための指南書-

内向型人間の皆さんぜひ強く生きてください!

コロナ禍において、芸能人の自殺が相次いだ。

端から見るとみなさん順風満帆に見えていたが、本人には悩みがあったのだろう。

わからないものだ。

特に、コロナの影響により人の内面にのしかかるストレスが激増していると思う。

このストレスといかにして対峙するかが重要な問題になっている。

 

内向型人間は、ストレスに弱い傾向にある。

人と同じような言われ方をしても、敏感な内向型人間は強いストレスを感じてしまい、次の日から出社する意欲がわかなくなるということも珍しくない。

こうした敏感な内向型人間は、ストレスに対する心構えを一層強くしておく必要がある。

 

まず大事なのは、自分はストレスを感じやすい人間なのだということをしっかりと自覚することだ。

特に男性は自分の弱みを認めたがらない傾向にあるが、まずは自分の特性をしっかりと受け入れることが重要となる。

これができなければ、対策が立てようがないからだ。

 

その上で、「適当さ」を意図的に取り入れること大事である。

まじめな内向型人間は、完璧主義であることが多い。

これは、感受性が強く傷つきやすい性格出るがゆえに、周りから怒られたり文句を言われたりするのを避けるため、自分の仕事を完璧にこなそうとするからだと思われる。

仕事をきっちり仕上げること自体は素晴らしいことだが、問題はそこにどれだけのコストをかけているかという点である。

完璧に仕上げるためには、かなりの時間と労力を費やしているはずである。

ただ、どんなに時間と労力を費やしても、100点を取るのはとても難しい。

無理だと思っていた方がいい。

 

ここで大事なのは、100点を目指すことはやめるという意識である。

70点ぐらいを目指すのである。

70点で抑えるということは、残りの30点分の不満を周りから言われる可能性がある。

そうなったとしても、周りからの文句に落ち込むのではなく、意図的にそうしたのだと自分を納得させるのである。

これは完璧主義の人には実は難しかったりする。

文句を言われるぐらいなら完璧を目指そうとしがちである。

しかし、それはNGである。

100点を目指してはいけないのだ。

いい意味でいい加減さを取り入れるのである。

この適当力を身に着けることが大事なのだ。

 

日本の会社は、基本的には減点主義である。

完璧にできるのが前提で、そこからできなかった点を減点する。

なので、完璧主義者は極力減点を少なくしようとがんばってしまう。

しかし、そのルールに従って動いてはだめだ。

労働力を搾取されて終わる。

体力的に限界が来ても、精神的に限界が来ても、会社はケアしてくれない。

それはお気の毒様、といって別の人を探すだけだ。

自分の身は自分で守ろう。

 

例えば、このコロナ禍においてもいまだに出社原則の会社がたくさんある。

会社の言うとおりに出社してコロナに感染しても、会社は守ってはくれない。

すべて自己責任になる。

理不尽だが、そういうものだと考えた方がいい。

であれば、自分で考えて行動すべきだろう。

多少会社の評価が下がったとしても、健康を犠牲にするものではない。

場合によっては命にかかわる話であるが、会社はケアしてくれない。

 

よく会食がコロナ感染の大きな源泉だといわれているが、私はこの出社主義こそが大きな原因だと思っている。

通勤電車で感染したという確固たるエビデンスを示すことが難しいため、通勤は見逃されがちだが、テレワークをすべての会社に強制すればかなり感染者は減ると思う。

 

ストレスに弱い内向型人間の皆さん、まずは我々だけでも原則テレワークを目指しませんか?

内向型人間はテレワークの方が高いパフォーマンスを発揮できるはずです。

ぜひ、テレワークを広めましょう。

そのためには、一人一人が着実に毎日テレワークをするという強い意志を持つことが大事です。

周りの目などきにしてはいけません。

我々が一致団結して、コロナを収束させましょう。

そして、ストレスのない社会を実現しましょう。

 

何より、強く生きていきましょう!