まずは内向型という性質を受け入れる
このブログでは、「内向型人間のための攻めの戦略」について綴っていきたいと考えているが、まずは防御編について認識を共有したい。
その第一歩が、「内向型という性質を受け入れる」ことだ。
内向型人間は、非常に繊細な人が多い。
また、周りの人ように社交的に振る舞えないがゆえに、強いコンプレックスを持っている人も多い。
まずはこの状態から脱却しよう。
内向型というのは、その人が生まれながらに持つ性質である。
遺伝子によりプログラミングされたものであり、変えることはできない。
足が遅い人もいれば、早い人もいる。
痩せている人もいれば、太っている人もいる。
はげている人もいれば、ふさふさの人もいる。
イケメンもいれば、ぶちゃいくな人もいる。
美人もいれば、ぶちゅもいる。
優しい人もいれば、冷徹な人もいる。
これらと同じように、外向型の人もいれば、内向型の人もいるのである。
これを変えろと言っても無理なのである。
人間に、鳥のように空を飛べといっても、羽がないので無理なのである。
同様に、内向型人間に対して外交的に振る舞えと言っても、遺伝子的に無理なのである。
無理なものは無理。
そこをまずはしっかりと認識し、受け入れることが大事。
無駄にあがかずに受け入れる。
自分は内向型人間なんだと。
ただ、それで悲観的になる必要はない。
前回のブログでも言ったように、これからは内向型人間が活躍できる時代が来るのである。
遺伝的な性質はそのまま受け入れ、それをどう活かすかを考える。
未来志向で物事を考えるべきである。
今の時代に生きている内向型人間は幸せである。
デジタルツールを活用すれば、十分にコミュニケーションが取れるのだから。
昔の内向型人間は、対人的なコミュニケーションを取らなければいけなかったので、大変だっただろう。
さらに、終身雇用も崩壊しつつある現代においては、1つの会社に居続ける必要もないので、上司にゴマすりなどする必要はない。
自分の能力を提示し、それに見合った報酬があるのであれば居続ければいいし、そうでないのであれば、他の居場所に移ればいいだけ。
不要な社内の人間関係に苦しむ必要などない。
ああ、なんて幸せな時代なんだ。
まずは内向型という性質を受け入れる。
これができれば、次のステップに進める。