意思決定はスピードが命
日本企業は意思決定のスピードが遅いとよく言われます。
海外のベンチャーは、日本企業は何でもかんでも持ち帰って検討しますと言いその場で何も決まらないため、取引を遠慮する傾向にあるとか。
これはビジネスにおいて致命的な欠点なのではないかと思います。
そして、このような日本企業で働いている日本人の仕事のスピードも遅い傾向にあります。
担当者に権限が委譲されていないため、課長、部長、担当役員、社長と決済を取り、ようやく仕事が前に進みます。
このような環境になれてしまっている人が多いですが、これは危険です。
スピーディーな意思決定ができない人は、このデジタル時代では淘汰されていくと思います。
これからは一つの会社に依存する時代ではありません。
その時、伝統的な日本企業の意思決定に慣れてしまった人は、使い物にならなくなります。
これを避けるためには、日頃から意思決定のスピードを上げる意識を持つことが大事です。
逐一上司の判断を仰がずに、自分でリスクをとってスピーディーに意思決定する訓練を積むのです。
ミスっても上司が責任を取ればいい話です。
上司のご機嫌を取るためにいちいちお伺いを立てていては、スピーディーな意思決定力などつきません。
もちろん慎重な議論が必要な場面もあると思いますが、これからのデジタル時代はスピードが命です。
そのことを強く意識する必要があると思います。
繰り返しますが、意思決定の遅い企業や個人は淘汰されます。
従来のやり方に囚われず、早い意思決定を意識しましょう!