「自信」ではなく「覚悟」の問題
私はよく人から、自分に自信があっていいね、ということを言われます。
確かに何事にも前向きに取り組むよう意識しておりますが、自信があるというのとはちょっと違うと感じています。
はっきりいうと、自信などありません。
人前では緊張するし、決断をするまでかなり悩みます。
人付き合いも苦手ですので、飲み会は基本行かない、雑談もほとんどしないなど、社交面も決して積極的ではありません。
ただ、私が意識しているのは、「自分の決断には自分が責任を持つ」ということです。
上司の指示だろうと、自分がやる以上は自分が責任を取るつもりで取り組みます。
うまくいかなかった時に、上司の指示でやったんだ、などという言い訳は絶対にしたくないと考えています。
そういう意識を持つと、上司の指示にただ従うということをしなくなります。
自分で責任を取るのですから、自分の頭で考え、自分が腹落ちしなければ動きません。
上司のいっていることが違うと思えば、自分で考えて動きます。
その結果、上司とぶつかることもあります。
そのような姿を見て、周りの人は私のことを自信のある人というのかと思います。
ですが、それは自信ではありません。
覚悟の問題です。
腹さえ決めれば、誰にでもできることだと思います。
腹をくくる。
覚悟を決める。
これができる人が強いのだと思います。