AIの普及が甚だしい。
もはやAIは生活に欠かせないものになった。
そんな中、テック企業ではエンジニアの人員削減が進んでいるらしい。
なぜだろうか?
大きな理由は、AIがエンジニアの仕事を代替できるようになったことだ。
プログラミングなどはAIができる時代になった。
AIエージェントの登場により、プロジェクトの管理もAIができるようになった。
結果、費用削減のためにエンジニアの解雇が進んでいるのだ。
なんとも皮肉な話である。
これまで一生懸命AIを開発してきたエンジニアが、自分が開発したAIに仕事を奪われているのである。
自分で産んで育てた我が子に裏切られた心境だろう。
だが、このようなことは容易に予想できたことだろう。
AIに奪われる職業というものが一時期話題になっていたが、筆頭に上がるのはエンジニアだろう。
そんなのはエンジニア自身もわかっていたはずである。
にもかかわらずなぜ止めることはできなかったのか。
それは、エンジニアも生活費を稼がなければいけないからである。
AIの流行により、エンジニアの仕事のメインはAI開発になってきた。
将来自分の仕事を奪いかねない脅威ではあるが、この仕事をしなければ給料が稼げない。
目先の給料を稼ぐために、AIの開発をし続けたのである。
しかも、他社との競争に勝つべく、高性能のAIをものすごいスピードで開発してきた。
その結果、自分の仕事が想像以上に早くAIに奪われてしまった。
皮肉としか言いようがない状況である。
ミクロでの最適化が、マクロでの最適化の餌食になってしまった。
それがエンジニアの人員削減である。
短期的に見れば合理的な行動が、長期で見ると非合理的になってしまう。
その典型的な事例だろう。
余談だが、AIのマーケットはすでにレッドオーシャンだと思う。
様々なテック企業がしのぎを削って高性能のAIの開発を進めているが、どこかが最先端の技術をリリースすれば、すぐに他社がそれをしのぐ技術をリリースする。
イタチごっこである。
こうした中、今後はアナログなものに価値が出てくるのではないかと思っている。
ゆったりと時間を楽しむ。
余白を楽しむ。
そんなサービスが価値を持つ時代になるだろう。
あくまで、余談ですが。