動画配信サイトで映画「チョコレートドーナツ」を観た。
かなりよかった。
いろいろと考えさせられたし、感動した。
物語は1980年ごろの米国カリフォルニア。
彼らが社会からの差別に苦しみながらも懸命に生きていこうとする姿を描いている。
ネタバレになるので詳細は割愛するが、社会の常識って何なんだろうと考えさせられた。
異性同士が愛するのは当たり前で、同性愛者は差別される。
なぜだろう?
今もLGBTQ+という概念の普及が課題となっているが、一般的とされる枠にはまらない人たちは差別され、奇妙な目で見られる。
LGBTQ+のような問題は今は社会問題として取り上げられているのでわかりやすいかもしれないが、性格的な問題で悩んでいる人は多いのではないか?
例えば、内向的な性格の人。
最近はHSPという言葉が普及しつつあるようだが、内向的な性格がゆえに周りとうまくコミュニケーションをとれない人も多い。
障害者として区分されるところまではいかないが、組織における生活で苦しんでいる。
内向的といっても程度も人それぞれで、本当に周りと話すのが苦手で苦しんでいる人も少なくない。
私も同様の性格なので、会社で働いていたときは本当に苦しんだ。
一刻も早く会社から抜け出して家に帰りたいといつも思っていた。
常識的には、会社の中で周りの人とうまくコミュニケーションをとって仕事をするのが普通とされる。
それができない人は社会不適合者というわけだ。
それが常識ということらしい。
こうした環境の中、周りの人と同じように振舞えない内向型人間は苦しむ。
人知れず非常に苦しんでいる。
会社のルールに沿って、常識的な行動をしなさいと強いられる。
これがとても苦しい。
でも、それが周りに人には伝わらない。
そのことがさらに苦しい。
この映画では法律の在り方についても問題提起されている気がする。
法律は本当に正しいのか?
法律は本当に正義なのか?
法律は本当に時代に合っているのか?
法律を律義に守るあまり、かえって苦しめられている人もいる。
裁判官などの法律の専門家は法律に基づき裁きを下すが、そのことで真実を見失っていることもあるのではないか。
それが人を傷つけていることもあるのではないか。
これは今の時代も同じである。
私も弁護士に相談した経験があるが、法律に基づく機械的な対応をされ、かえってショックを受けたことがある。
依頼人に寄り添うのが弁護士だと思っていたが、彼らは法律に基づき、かつ収益に見合う案件しか扱わない。
弁護士も商売なのだから当然といえば当然だが、非常にがっかりしたのを覚えている。
社会的に正しいとされていることが、本当に正しいとは限らない。
むしろまやかしである事も少なくないだろう。
自分の目で見て、自分の頭でしっかりと考えることが大事である。
お国のために身を犠牲にする必要はない。
自分がマイノリティーだと感じても、自分らしく、自分のために生きてほしい。
現代はそれが可能な時代だと信じている。
#チョコレートドーナツ