AIの発達が目覚ましい。
AIに奪われる仕事が増えるといわれているが、本当にそうなってくると感じている。
特に、専門家の仕事はどんどん奪われるだろう。
その代表例が、弁護士である。
弁護士は最難関の国家試験の1つである司法試験を通過しなければなることができない。
それゆえ、これまで資格に守られてきた保守的な産業といえる。
言ってみれば、既得権益の領域なのである。
ところで、あなたは弁護士に実際に相談してみたことがあるだろうか?
弁護士に30分相談するだけで、5000円ほどの相談料を取られる(最近は初回相談無料の弁護士も増えてきたが、基本的に無料時間は最初の30分のみといったケースが多い)。
相談するだけでこんなに高額のお金を取られるのである。
こんな状態では、気軽に相談できない。
だから、弁護士はハードルが高いといわれる。
しかも、近年は司法試験の合格者も増えてきており、弁護士も過多になっているので、弁護士側も儲かる仕事ばかり選んでやる傾向にある。
その結果、一般市民にとっては弁護士は遠い存在になっている。
私もある労働問題について弁護士と相談しようと面会依頼をしたが、門前払いにされたことがある。
おそらく儲からない案件と判断されたのだろう。
全くひどい状況であり、相談すらさせてもらえないのかとひどく憤慨したのを覚えている。
そんな状況だったので、試しに生成AIを使って上記の労働問題について相談してみた。
すると、一瞬でほしかった回答が返ってきたのである。
これには目から鱗であった。
弁護士に相談しようと何週間もがんばっても駄目だったが、生成AIに相談すると本当に一瞬で回答が返ってきたのである。
しかも、弁護士に頼んだら何週間もかかるであろう作業を一瞬でこなしてくれたのである。
こうなってくると、弁護士に相談する必要がなくなる。
生成AIにより、司法相談の民主化が起きているのである。
これは一般市民にとっては非常にありがたいことである。
これまで、相談するだけで高額のお金を取られ、しかも面会依頼してもなかなか受けてもらえなかった弁護士だが、生成AIに相談すれば、無料で、しかも一瞬で回答が得られるのである。
これを利用しない手はないだろう。
また、生成AIを使えば、ある程度の訴訟であれば弁護士なしで自分で行えるようになると思う。
これまで弁護士があまり儲からないという理由で敬遠してきた案件も、自分で訴訟できるようになるのである。
弁護士にとっては儲からない1案件に過ぎないかもしれないが、当人にとっては人生を左右する大事な案件かもしれない。
そんな時、生成AIが味方になってくれるのである。
こうなってくると、廃業に追い込まれる弁護士は激増するだろう。
だって、必要ないんだもん。
これまで保護産業として守られてきた既得権益も崩壊するだろう。
高飛車な弁護士は市場からの退出を求められるのが必須である。
生成AIを使って法律相談することで、泣き寝入りする個人が減ることを強く望む。
弁護士に相談できなくても大丈夫。
自信をもって訴訟に挑みたいと思う。
このように、AIは既得権益を壊す役割を担えると思っている。
いたずらにAIを絶賛するわけではないが、法律相談には非常に使えるツールだと思う。
AIをうまく利用することで、利便性を上げていきたいものである。